2019.2.3 フォトアーティスト・澤田 知子〈特別公開講座〉「ポップでタイポロジーな感覚と創造力」〜コンセプチュアルを楽しく、類型から見えた洞察力を表現する〜《申込受付中》
映像系の方も大歓迎ですので、ぜひご受講下さい!
詳細 & 受講申込 : http://medialib.jp/news/sol-20190203/
映像系の方も大歓迎ですので、ぜひご受講下さい!
詳細 & 受講申込 : http://medialib.jp/news/sol-20190203/
東京を拠点に世界で活躍している江夏 由洋 氏によるスペシャル講義ですので、ぜひご受講下さい!
詳細 & 受講申込 : http://medialib.jp/news/sol-20190105/
当日は、当校の豪華講師陣より、Vookの岡本俊太郎氏が登壇し、映像制作の学び方について講義します。映像・CG・ドローン・サウンド・ゲーミフィケーション・サイエンスドキュメンタリー等の企画から制作、編集、発表までのワークフローをトータルに学べるEスクールを体験できる内容となっておりますので、ぜひご参加下さい!
今回は映像・CG・サウンド、そしてビデオグラファーの4講座をオープンスクールとして公開。その道の第一線で活躍されている豪華講師陣をお招きして、今まさにどんな世界が広がっているのかをレクチャーいただきます。またとない機会ですのでお見逃し無く!
ビデオグラファーの伊納氏は、地域の食や文化をテーマにノンフィクション映像の制作を行っています。「映像を使ったコミュニケーションの構築」にも力を入れて活躍されています。
CGアーティストの梶塚氏は、サイエンスCGの第一人者です。NHKスペシャル「驚異の小宇宙人体」のCG制作を担当するなど、現在もトップランナーとして活躍されています。
映画の時代にメディア界に入り、テレビカメラマンとして活躍後、CGプロダクションを立ち上げ、現在ではネット放送まで手掛ける。今まで蓄積してきたノウハウを活かし、現在の最新技術に新たな要素を吹き込む事が出来る稀有な存在で、メディア界の人間国宝と言われている。
『背番号のない青春』(裏方の高校野球)でデビュー。「MODERN DOWN」(紡績工場の閉鎖)、「SIGNAL CRISIS」(信号機、記号性と反乱)でマシン時代からエレキ時代を視覚化。ドキュメンタリー写真集『HANAKO』(改良ニワトリの一生)でロッテルダムフォトビエンナーレに個展招待、及び、NHK現代ジャーナルでテレビ番組化される。京都国際映画祭ハイビジョンフェスタにて『シャモとレンコン畑』がグランプリ受賞。咲くやこの花賞(大阪市新人作家賞)を1986年に受賞。(写真家・映像プロデューサー・関西学院大学総合政策学部教授)
いま、海外では「ビデオグラファー」は大きく注目されており、広告やメディアで活躍していますが、日本ではまだまだ知名度が低いです。
TV番組とは異なる規模のコンテンツとして、Web動画によるドキュメンタリー広告や、取材コンテンツが増えてきており、従来の撮影方式が通用しないと言われています。そのことからも、低予算、小ユニットで撮影を完結できる「ビデオグラファー」の撮影スタイルは、今後ますます需要が増えるでしょう。
東京では、「VIDEOGRAPHER’S Night」というビデオグラファーの戦い方を共有する会がありますが、関西ではそのムーブメントがいまだ弱いままです。
そこで、Eスクールは関西で唯一「ビデオグラファー」を学べる講座を開講しており、伊納達也先生から「ビデオグラファーの機材」を講義していただきました。
●「ビデオグラファー」の活躍の場が増えています
〜「モノ」を紹介するのではない、「コト」を紹介する動画〜
ふるさと納税のポータルサイトの中でも、「ふるさとチョイス」が有名です。サイトを見ると、「特産品が欲しいから」ということではなく、「地域で起こそうとしているプロジェクトを応援したい」という理由からふるさと納税をする人が増えています。
そんな今だからこそ、映像の力が必要だと伊納先生は言います。「モノ」を紹介するのではない、地域を応援したくなる「コト」を紹介する動画には、「ストーリー・ビジョン」がとても大切だとのこと。いま、このような取材コンテンツの需要が高いことから、ビデオグラファーの活躍が増えています。
また、ビデオグラファーの活躍の場として、Web動画によるドキュメンタリー広告があります。そこで、映像プロモーションの現在をひも解きました。
ポイントは、消費者の「認知・興味、理解・比較検討、購入意向、購入、新規顧客、ファン化」という各段階に最適な映像プロモーションが出てきたということです。
認知を得るためのブランディング動画や、リアルな体験談を語る動画撮影においても、ビデオグラファーは多いに期待され、TOYOTAなどの大手企業がクライアントになる案件も増えています。
そして、ビデオグラファーは自ら企画書をつくり、営業やプレゼンテーションもします。受講生の方々は、伊納先生の映像はもちろん、プレゼンテーションからも学びを深めている様子でした。
●ビデオグラファーの機材運用とは?
〜「何をどのように撮影したいか」によって、撮影機材の選び方が変わる〜
はじめに、「設定するべきカメラの項目」の基本として、「シャッタースピード、ISO感度、絞り、ホワイトバランス、コマ数(fps)、コーデック」をおさらいしました。
これらの基本をおさえた後、いかに撮影機材を選ぶか?という網羅的なお話をしていただきました。伊納先生は、「業務用か・家庭用か」「Cinematicか・Run&Gun」という分布図に分けておられました。
機材選びのポイントは、場面が変わる都度シャッタースピードやISO感度を変えられないため、「NDフィルター」が大切だということ。
そして、各メーカーごとに異なる「動画のコーデック・マイク端子・イヤホン端子」、さらに「センサーサイズ」の違いも注目します。「カメラのセンサーサイズによってレンズの焦点距離は変わる」ということを念頭に置く必要があります。
これよって、機材を持っている方もこれから購入する方にも、大変満足されていました。
質問タイムでは、今後の適した機材購入や「仕事での撮影の悩みをリカバーできる機材は何か?」などが、率先的に質問され、教室は終始熱気と充実感に包まれました。
また、Eスクールテクニカルディレクターである水野先生と伊納さんのかけあいでは、プロユーザーの生の声が話され、その率直で鋭い機材評価からは、時おり笑いあり、という時間でした。
●実写とCGを組み合わせるビジョンを考えよう
これで「実際に撮影してみましょう!」という段階に来ました。そして、最終的には実写とCGを組み合わせます。
そこで次回のEスクールは、7/9(土)特別公開講座「CGで拓く未来の映像」を開催!
世界最大のドキュメンタリーチャンネルであり、高度なCGを駆使した映像が特徴的である、ディスカバリー・ジャパン。その番組編成をリードされた沼田篤良氏に、「CGが拓く映像の未来」をテーマにお話いただきます。
そして、ディスカバリーチャンネル「Mega City・ベネチア」を鑑賞します!
水の都ベネチアは、高潮の影響で毎年何回も浸水するという悪条件のなか、どのように成長したのでしょうか?歴史的建造物や水路の内部へ潜入し、年間1600万人も訪れるMegaCityとなった秘密を探ります。
そんな『真実を物語るドキュメンタリー番組の中で、何をCGで表現するのか』、プロデューサーの視点で答えを導きだします。実写とCGを組み合わせるビジョンを考え、ディスカッションします!